東日本大震災からの物流復活にむけて

物流の重要さを再認識させられた東日本大震災

今回の震災で物資が届かない、届けたいけどガソリン(軽油)がない…という状況になったのは皆さんご存知のことと思います。物流が機能しなければ即座に困るということを皆が認識させられたわけです。目立つことはなかなか無いですが、物流が重要であることの証明だと思います。

また、被災地にあったメーカーの部品一つが届かないために生産がストップするということが起こっています。企業活動において、今回のようにサプライチェーンや物流網が寸断されたとき、どのような状況が想定され、そのために何をすべきかを日ごろから考えておかなければ、緊急事態には対応できないことがわかりました。

事業継続計画(BCP)を作って、実践できるようになっていればよいのですが、そこまではなかなか準備できていなかったように思います。

ロジスティクスは経営の根幹であるといわれるものの地位が低く、脚光を浴びることが少ないと思います。今回の震災以降、新聞やTV、インターネットでも「物流」や「サプライチェーン」という単語を見かけるようになりました。

まだまだ言葉だけだとは思うのですが、一歩前進ではないかと思います。われわれロジスティクスに携わる者としては、ロジスティクスの重要性を世間に理解してもらい地位を上げていく努力をしていくことが必要だと考えています。

(文責:中谷)

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(ロジ・ソリューション(株) メールマガジン/ばんばん通信第124号 2011年4月27日)

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