3PLの業務範囲

今日からはじめるサード・パーティー・ロジスティクス(Third Party Logistics)(その3)

●3PLの業務範囲

「荷主物流部の代行」という表現をしましたが、3PL事業者の業務範囲を考えて見ましょう。

戦略、企画/管理、実務という段階で考えますと、物流事業者は実務を中心に一部企画/管理の業務を行っていることが多いですが、戦略立案などの業務に携わることは難しいのが現状です。

一方、コンサルティング会社は、戦略立案や企画/管理の改革/改善などの領域を担当していることが多く、実務は行っていません。 生産、物流、販売という領域で考えますと、物流事業者は物流を中心に一部周辺領域に業務を拡大しています。コンサルティング会社は、物流を得意とする会社でも全体の戦略という観点から幅広い領域に携わっています。

3PL事業者は、企画/管理から実務を担当し、一部戦略立案にまで参加する立場にあります。 また、領域は物流を中心に生産、販売にも関連があります。つまり、今までにない幅広い領域を担当するのが3PLなのです。 領域が広いため、いろいろな業種の企業がマーケットに参入してきていると考えられます。

3PLは言葉どおり、第三者によるロジスティクス業務の運営ですから、物流の領域を大く超えていると考えるべきです。

今までの物流事業者は、荷主が決めた範囲や業務を安全、確実にローコストで遂行することで評価されました。3PL事業者は、同じ物流業務を担当するとしても、全体を考慮してロジスティクス運営の条件や範囲を変える提案と実行ができることが評価されます。 評価の観点が大きく異なるのが特徴です。

御社の物流業務の委託先は、提案をしてくれますか?

(文責:中谷)

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(ロジ・ソリューション㈱メールマガジン・ばんばん通信特別号 第3号 2009年1月16日 担当:中谷 祐治)

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